南国生活も楽じゃない! サイパンの電気事情その2


サイパンの電気事情が悪いのは前回でも説明しましたが、電気が切れることはそれほど悪くないという裏の事情もあるのです。

ちょうど6月以降の雨季に入ってからは、木の枝がとても早く成長するのに驚きます。

アッという間に伸びるのですから、電線が近くにあったらそれはタイヘンです。

6月頃のフレームツリー
10月のフレームツリー

特にサイパンで有名なフレームツリー(火炎樹)は7月ごろまでに花が終わり、そのあと葉が出てきて、種を含むサヤが枝について重く垂れ下がるんです。道沿いなんかですと、大型のバスの屋根で削られるようで、ちょうどバスの屋根の高さで切れています(笑)。

さらに、雨季と言えば台風の季節でもあるので強い風で枝が電線を切ってしまうこともよくあります。ですから停電があるとその合間を縫って電線の担当する人たちがクレーンなどを使って電線に触れてる木々の枝などをドンドン切っていきます。写真でも分かるようにかなり高いところでの作業ですから電気会社の人たちも大変ですよね。

こっちは電気無しで暑い家の中でフーフー言っていますが、外では電気会社のスタッフの方もフーフー言っているようです、、、本当にご苦労様です。

サイパンに住むのも、なかなかラクじゃないですよ〜!




それではまた、次回の「私的サイパン指南」をお楽しみに〜!

(2006年11月7日)




私的サイパン指南