面積: 約100平方キロメートル
気温: 年間平均気温28度
降水量: 年間降水量約2000ミリ
人口: 約2600人
言語: 英語、チャモロ語
通貨: USドル

歴史

サイパンと同じく、スペイン、ドイツ、日本の統治を経て、第二次大戦後はアメリカ国連信託統治領となりました。その後、1981年には住民投票でアメリカ自治領へ移行することを決定。1986年11月には、正式に、自治政府、北マリアナ連邦のひとつになりました。
日本統治時代には、東洋第2の規模を誇った南洋興発会社の製糖工場があり、1万人以上の人々が居住していたそうです。太平洋戦争時の1945年8月、原子爆弾を搭載したB29が、この島から広島、長崎へ飛び立ったことでも、歴史にその名をとどめています。


島の概要

総面積の3分の1が牧場という、牧畜とペッパー栽培で知られるのどかな島です。島民の大半が暮らしている島の南部、サン ホセ村が、この島の中心。ここに、市庁舎、警察、病院、教会、銀行など、主な施設が集まっています。唯一の日系ホテルである、名鉄フレミングホテルもサン ホセ村内にあります。
ここから北に延びる道が、メインロードのブロードウェイ。ニューヨーク、マンハッタンのブロードウェイにちなんで名付けられたそうです。
テニアンのビーチは、サンホセ村の近くや島の北東、北西に多く、どのビーチも訪れる人が少ないので、自然のままの美しさを保っています。この島の自然の風景の美しさには素晴らしいものがあります。観光客向けのレストランや商店も少なく、開発そのものがあまりされていない素朴な島でしたが、1998年にテニアン ダイナスティー ホテル&カジノがオープン。カジノと大自然という新しい形の融合で、島の観光事情も少しづつ変化してきています。


テニアンへのアクセス

日本からの直行便はありません。

セスナ機がサイパン島から往復しています(2001年11月20日現在)。
サイパン→テニアン: NW3825(16:30〜16:42) 土、日曜日のみ
テニアン→サイパン: NW3826(19:45〜19:57) 金、土曜日のみ

フェリーがサイパン コマーシャルポートからテニアン港間を1日6便 (約50分)。悪天候により運航しない場合があります。
料金: 往復 $40

フェリー運航スケジュール(2001年11月22日現在)
サイパン発 09:30 17:00 20:30 00:15 03:00*
テニアン発 06:00 13:00 19:00 01:30  
* (毎週、土、日曜日は04:00)


テニアン 主要電話番号

警察、消防署: 911
番号案内: 411
長距離電話オペレーター: 00
島内/CNMI間電話オペレーター: 0
マリアナ観光局-テニアン: 433-9365
気象情報: (緊急危機管理局) 322-0220
時刻: 235-4374